鍼灸の歴史について

鍼灸の起源についてまずは話をしていきます。
鍼灸の起源は石器時代の中国なんです
石器時代ですよ??
もうどんくらい前か分かりますよね?


ざっくりいうとほんまにかなり前です
めっちゃくちゃ前です。


紀元前の中国王朝、「殷・周」時代にはもうすでに
鍼治療が広く流行していたという文献も残ってるくらいなんです。


もうここでかな~り昔からあるのが分かりますよね?
これで分からない方は
小学生からやり直してください笑


ちなみに日本に伝わったのは「奈良時代」です。
なんと(710)素敵な平城京ですよね。


700年代に伝わってきてるんです。
もうこの時点で日本での鍼灸文化は1300年くらいです。


1300年ですよ??
どんくらいの規模か分かりますか?
今は人生100年時代
という風に言われているので
13回生きたってことになるんです。


こう考えたらものすごいんです。


誰が伝えてきたかというと、
中国の僧侶が仏典とともに鍼灸の医学書を一緒に持ってきたとされてるんです。


そこから平安時代から室町時代にかけて
鍼灸や漢方といった中国医学が日本社会に定着したんです。


江戸時代に入ると鎖国の影響もあり、鍼灸は日本の伝統医学として独自の進化を遂げていきます。



ここで日本の鍼灸はグーーーーっと伸びたということです。


ちなみに江戸時代も
約200年から400年前の話です。


1300年から考えると
「え、最近やん」って思うと思いますけど
残念ながら人はそこまで長く生きることはできないんです。


けどそんなけの長い間いろいろな先生が研究して発明した治療が今の鍼灸の根元でもあるんです。


もうかなり奥深いんです。


実はずーっと日本の医学を支えてきていた鍼灸が急に排除される時がくるのです。


それが医学会に大きな影響をもたらした『解体新書』です。
この登場がものすごい影響を与えました。


さらに!!
明治になると政府の西洋化政策によって西洋医学が大きく頭角を表してきたんです。
それが今でも続き、西洋医学の病院ばかりですよね。


けど鍼灸の効果はすごいとみんな知っています。
なので今でも根付いて残っていますし、民間療法として強い支持を得ているんです。


約2000年前に確立されて1300年もの間、
日本そして世界で進化し研究が続けられてきた「鍼灸」は無限の可能性があるのです。



可能性しかない治療法です。


西洋医学が悪くて
東洋医学が良い
って言いたいわけではないです。


適材適所という言葉があるので
こういうときは西洋医学
このときは東洋医学と
使い分ける。
またはどっちも一緒に組み合わせることがめちゃくちゃ重要になります。


今回伝えたかったことは、鍼灸は昔からあって、日本の治療の根本みたいなもの。
これです。

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