スポーツ選手のトレーニングについて
スポーツ選手部位別にトレーニングは分けた方がいいのか?!
よくこう言った質問がきます。
「トレーニーって日にちごとに部位分けてトレーニングしてるけど、あれって僕らもした方がいい?」
とあるスポーツをしている大学生からの質問です。
結論、、、
『そもそもトレーニーとのトレーニングをする目的が違うから部位別にしなくていい!』
まず大前提として、スポーツによってトレーニング内容の優先度が変わってきます。
投げるスポーツなのか、走るスポーツなのか、蹴ることが多いスポーツなのか、それによってトレーニング内容は変わってきます。
さらに人によってもやっておくべきトレーニング内容などは変わります。
が、今回の本題とはずれるので一旦横に置いておきます。
フィジークやボディビルダーなどの人は、筋肉をいかにキレイに大きく見せるかが勝負のスポーツです。
そういったスポーツしてる人のトレーニングの場合は、日にちごとに部位を分けて、今日は胸、明日は足、、、、などといって部位を分けていく必要があります。
しかし、スポーツしてる人からすると「見せるための筋肉」は必要ないんです。
必要なのはスポーツしてる時にどんだけ良いパフォーマンスを出せれるか、怪我をしないための身体作りや能力をあげれるかなどです。
つまり、「使える筋肉」でないと意味ないのです。
スポーツしてる人の他のトレーニングは技術練習やそのスポーツに特化した練習・トレーニングなどのスキルトレーニングも必要で、そっちに時間を割くべきなのです。
確かにトレーニングは必要ですが、何事にも優先順位というものがあります。
この場合の優先順位は技術練習そしてトレーニングという順番になります。
「それやったらいつトレーニングしたらいいん?」
ってなりますよね?
結論、「トレーニングする日は全身する!」
これが答えになります。
胸、背中、腕、足、肩と全身運動を週に2回入れるだけでもスポーツ選手からすると十分なのです。
ムキムキになることが目的ではありません。
なんのために今このトレーニングをしているのか考えてトレーニングメニューなどを考えると理解が深まるかもしれません。
ちなみに、オフシーズン、プレシーズン、オンシーズン、リハビリ時によってもトレーニング内容は変わってきます。
今までの内容はどっちかというとプレシーズン、オンシーズンの考え方で、練習などのないオフシーズンややれることが少ないリハビリ時には日によって部位別でトレーニングするのは個人的には良いと思います。
さらには今自分がどの能力が足りていないのか、どういう動作の時がうまくいかないのか、ここの能力をもっと伸ばしたい!っというところがあるのかなど、色々な観点から見てトレーニングを組んでいくことが大事になります。
自分で考えてトレーニングするのは限界があるので、専門の人に聞いてトレーニングをしていく必要があります。
目的別でトレーニングは考える必要があるので、きちんと考えてやっていきましょう!!
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全てが全て答えれるということはないのですが、可能な範囲でお答えします!